2週間で食事の好みは変えられる

偏ったメニュー
太った人の好む味つけは、薄味よりも、断然味のはっきりしたもの。また、イタリア料理や中華料理といった、こってりした料理やバター味が好きな人が圧倒的に多いようです。

こういった料理は、それ自体カロリーが高いことに加えて、濃い味つけがご飯やパンをたくさん食べさせてしまうので、同じ量の薄味の料理よりも要注意なのです。

濃い味つけが好きということは、甘いものについても辛いものについても通じることです。塩分や香辛料にはカロリーがありませんが、こういう人は甘い味も濃いものを好み、砂糖も大量に入れるので、カロリーオーバーになってしまうのです。

そのうえ、味つけが濃いとのどがかわきます。のどがかわくなら水かお茶を飲めばよいのですが、このタイプの人は、ともすれば清涼飲料水やアルコールを飲んでしまう。こうなると、完全にアウトです。人間は3歳までに経験した味覚や、口内感覚による食の好みを、ずっと持ち続けるといわれています。だから、長年培った味の好みを変えるのはたいへんなことと思われるかもしれませんが、実は案外、すぐに慣れるものです。何でも調味料をたくさん使った濃い味でないと食べた気がしないといっていた人、油っこい料理きだった人も、薄味に変えて、だいたい2週間ぐらいで違和感がなくなってきます。

この、ダイエットのはじめの2週間というのは、実は非常に大切な期間です。

大きくなっていた胃がダイエットによって縮むのも2週間なら、濃い味から薄味に慣れるのも2週間。糖尿病の治療には、2週間の教育入院という制度がありますが、これも、ダイエットの基礎が身につく期間がだいたい2週間なのを目安にしているからです。自己チェックによると、油っこい料理が好きな人は、やせている人では2割程度ですが、太っている人では約6割にもなります。この食事の好みが、太るかやせるかを分ける重要な要素の一つであることがわかります。

油を使うと、料理のカロリーはグンとはねあがります。せめて自分で調理するときは、テフロン加工のフライパンを使うなどして、なるべく油を使わないようにしましょう。また、電子レンジ調理や網焼き・ホイル焼き、茹でる・煮る・蒸すといった調理もおすすめです。

調理に油を使わないようにすることは、カロリーを簡単に減らす最も手っとり早い方法なのです。そのためには、たとえば同じエビを調理するのでも、天ぷらやフライにするのはやめて、塩焼きやホイル焼きにするとか、野菜炒めにするよりは、茹で野菜にするといった調理法を選ぶようにします。

まったく油をとらないと、肌がカサカサになりますが、肉や魚などの素材自体にも油は含まれているのですから、それにプラスする油を控えるくらいでちょうどいいのです。

みんなで1~2品ずつ頼む居酒屋のようなところで、やせている人を観察していると、ラダや刺し身といったあっさりしたものを注文していることが多いようです。逆に、唐揚げやフライのようなボリュームのあるものを注文する人は、どちらかというと太め。「しかしこれは、「太っているとボリュームのあるものが好きになる」わけではなく、そういうものを好んで食べる人が太るに過ぎません。そして、その好みも、わずか2週間で直せるのです。

たとえば外食などでは、わざわざ塩やしょうゆを使わず、出てきたものをそのまま食べるところからスタートしましょう。

おすしや刺し身もしょうゆを少しで食べられるように、次第に自分を慣らしていきます。

味噌汁や漬物もなるべく減らしましょう。これらをトータルで考えると、かなりのカロリーカットになるはずです。

最初の2週間がいちばん肝心ですから、この時期だけは自分を甘やかさないように気をつけ、第一段階を乗り切ってください。

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