じっとしていてもカロリー消費できる体になる方法

痩せやすい体質
運動で消費するカロリーはあまり多くはないので、食べる量の多い人が、食事を減らさずに運動だけでやせようと思っても、それはムリな話です。また、このタイプの人は、体を動かすのがキライですから、運動を強制すると、かなりストレスになり、ヤケ食いしてしまうでしょう。しかし、多分あなたは筋肉が少なく脂肪の多いブヨっとした体型か、手足が細くてお腹だけポッコリした体型だと思います。これでは食事を減らしても、やせる効率は低いままです。

人間の体は、代謝が活発な筋肉がたくさんついていると、それだけで基礎代謝(生命を維持するのに必要な、1日寝ていても使うカロリー)が上がります。つまり、ふつうに生活しているだけで、筋肉の少ない体に比べてたくさんのカロリーを消費しているわけで、太りにくい体であるといえます。

これに対し、代謝が不活発な脂肪がたくさんついていれば、基礎代謝量は低くなり、筋肉質の人と、同じものを食べていても太りやすいのです。

運動をせずに、食事を減らすだけでやせようとすると、脂肪だけではなく、筋肉も落ちるので、脂肪体重の割合はあまり減りません。これでは効率がよくないばかりか不健康で、その上プロポーションも悪くなってしまいます。

運動には、体の脂肪をエネルギーとして使うジョギングや水泳、ラジオ体操などの有酸素運動と、筋肉を鍛える短距離走や腕立て伏せといった無酸素運動があります。筋肉をふやして脂肪を減らすには、有酸素運動を主体にして、無酸素運動を加えるとよいでしょう。

筋肉は、鍛えると太くたくましくなり、ひきしまって見えるようにはなりますが、ついている脂肪の量は減りません。しかし、筋肉をつけておけば、寝ていてもカロリーを使ってくれる基礎代謝量がふえますから、脂肪だらけの体よりは当然やせやすくなり、ダイエットの効果も大きくなります。

年齢が上がるとともに、基礎代謝量は下がります。若いころと同じ量を食べ続けてしかも運動しなければ、どんどん太ります。

実際、体重は同じであっても、中年以降は若いころより筋肉や骨が減り、脂肪体重がふえてきます。若いうちから運動をして筋肉を保つことを意識していれば、健康上も好ましく、太りにくい体を作ることになるでしょう。

また太っている人は、やせている人より日常生活において座っている時間が164分長いという統計的データもあります。特別な運動をしなくても、毎日なるべく座らないように心がけるだけでやせてくるはずです。

脂肪体重を減らすのはこんな運動

短距離走や筋力トレーニングなど、筋肉を鍛える無酸素運動も、もちろんエネルギーは消費しますけれど、それは筋肉に蓄えられている糖分が消費されるだけで、「脂肪を燃やす」には至りません。したがって、無酸素運動は、筋肉はついても、脂肪体重を減らすためには効率の悪い運動といえるでしょう。

脂肪体重を減らすのは、食事のカロリーを減らすとともに、なんといっても有酸素運動。
しかも、できれば7分以上続けることです。

有酸素運動でも、最初はおもに糖分がエネルギー源に使われるのですが、一定時間以上続けると、しだいに脂肪が燃え始め、脂肪体重の減少に結びつくのです。一定時間とは、以前は処分といわれていましたが、最近は7~8分の細切れな運動でも、運動後の余熱で脂肪が燃えるといわれています。「やせる早道は、ジョギング、ウォーキング、水泳といった運動を、ゆっくり気長にやることです。しかも、運動の代謝効果は2~3日で消失するので、できれば1日おきに、1週間トータルが120分くらいやるのが理想です。

脂肪体重を減らすためなら、激しい運動をする必要はまったくありません。運動が激しすぎると、7分以上継続できないため効率よく脂肪が使われず、またお腹がすいて食事がカロリーオーバーになりがちなので、かえってダイエットにはマイナスになることが多いのです。

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